あれ、自分がなんか喋ってる
僕は一人暮らしをしているが、家から駅まで歩いて15分くらいかかる。ちょっと遠い。 大学に入った当初は、健康にもいいし、好きな音楽を聞いていられるし、別に気にしなかった。
でも夏は、暑くて辛かった。
そんなある日、イヤホンを家に忘れて音楽を聞かずに歩いてると、ふと思った。
知らないうちに自分は、頭の中で言葉を発している。
こんなことに気づいてしまった。
それからは、自分が何気なく思ってることをメモすることにした。
授業中は手帳に、電車に乗っている時はスマホに、働いている時はPCに…
自分が何気ない時に考えていることは、すぐ忘れてしまう。しかし、それらは自分が忘れていた大切なことや考えようとしても思い浮かばないことばかりだと実感している。
- 本当に今の仕事をやりたいのか
- 将来あんなことしたいな
- あの人今何してるかな
- 明日やること多いな
- さっきあの人が話していたあれって、実は違う意味だったのかもしれない
- あの人にあれをあげれば、喜ぶだろうな
一日に自分の内側で発している言葉たちである。それを少しだけ気にして、メモするだけで、生活がガラッと変わると思う。
情報が凄まじいほどのスピードで行き交うこの時代だからこそ、ちょっとスマホからテレビから目を話して、自分の内側の声と会話してみると、意外な発見があるかもしれない。
僕はこの内側の声に目を向けるようになってから、自分の本当の気持ちと向き合うことができている。