なぜなぜする。
なでなでではない。「なぜなぜ」する。
これは僕が今年の夏休みで吸収できた一つ目のスキルである。
なぜなぜする
一体なんだろうと思ってる人もいるだろうけど、なんとなく予想がつくのかな。
今、ある企業のインターンシップに参加しているが、そこで毎日のように言われる言葉だ。
最初は社員に言われていただけだが、インターン生同士もこれを使えるようになると、日常で使い始めている。 ふざけながら使い合っていたが、使っているうちに、使わなかった今までが不思議なくらい当たり前の思考になってきている。
では、なぜなぜすると何を得られるの?と疑問になるだろう。
一回、なぜなぜしても何にも得られない。3回でも4回でもしないといけない。
そうすると、物事の本質が見えてくる。 あの人の行動はこんなことに基づいてされているんだろう。こんなことがあるかもしれないから、あんなものが機能についているんだろう。 でも、途中であることに気づくかもしれない。
それは、自分の考えには、バイアス(偏り)がかかっているということだ。
バイアスがあると、どうしても本質にたどり着けない。そこでもう一度なぜなぜしてみる。 そうすると、自分が持っていた、知識や常識を取っ払った、物事の本質をつかむことができる。
自分もまだまだ、なぜなぜ初心者である。
インターンシップの序盤で、このスキルがどの職業でも必要な普遍的なスキルだと知れた。これからはなぜなぜ習得者になれるように日頃から使っていく。「なぜなぜ」と僕が聞いてもイライラせずに、ぜひ一緒に考えて欲しい。