グーグル先生に助けを求めるのはいつだろう
「ググればなんでもわかる」
ここ数ヶ月で何回聞いただろう。
これを聞くと、ハッと気づかされる。
もう知識の詰め込みはしなくていいんだ。
グーグル先生はなんでも知っている。わからないことは、ググればいいから、知識は詰め込まなくて、必要な時に必要な分だけググって情報を探せばいい。
(出典:Googleまとめ)
インターネットの誕生、そしてGoogleの誕生で、人類は情報・知識の記憶から解放された。
ならここからの時代はどんな人が必要になってくるのだろうか。
今までの詰め込み式の勉強はほぼ意味がなくなってしまっているのは、多くの人が感じているだろう。
思い描く理想的なストーリーを仮説として立て、それを検証できる人が必要とされるだろう。
仮説を立てるとは、自分が今までインプットした知識や体験を元に、対象としている人々の理想な状態を考え、自分なりのストーリーを描いていくこと。
検証とは、自分が新しく生み出すモノの対象となる人に、これは本当に理想的な姿なのか確認することである。ある一点にピンを止めて、Googleで情報を検索し、対象の人に対してヒアリングをして、すり合わせてみたりする。
この「仮説を立てる」「検証する」を繰り返すことで、今までなかったものがこの世に生み出されるのである。
初めからGoogle先生に頼って、答えを探しに行っても、そこにはすでに誰かが導き出した答えしか存在しないのだ。バイアスがかかって、既存のフレームから抜け出せなくなってしまうだろう。