Disruptor
Disruptorとは、創造的破壊者と言われる。
(出典:バンド活動あるある⑪カバーバンド編。原曲を壊す?前編) まず、イノベーションのジレンマという言葉を聞いたことがある方は少なくないと思う。
既存の商品・サービス(青線)を向上し続けても、それを望んでいる人はどんどん少なくなっていく。 その次に新しいもの(赤線)が登場したら、初めは性能が低くそれを欲しいと思う人は少ない。しかし、ある一定の性能を達成できれば、市場で多くの人がそれを求める。 そうなれば、既存の商品(青線)の需要はなくなる。
(出典:コダックの経営破綻と「イノベーションのジレンマ」(上))
つまり、性能をいくら伸ばし続けてもそれは、市場の外に出ようとしているだけなのだ。 そこには誰も待っていない。
これ以上、テレビの解像度が上がっても嬉しいと思う人はいるだろうか。 これ以上、デバイスが軽くなって喜ぶ人はいるだろうか。
既存の道を走っていては、市場から離れるだけ。じゃあ企業はどうやって、商品・サービスを考えていけばいいのか。
そこで登場するのが、 Disruptor (創造的破壊者)である。
彼らは既存の商品を伸ばそうとは考えない。本質的に消費者は何を求めているかを考えている。
日本には、Disruptorと呼ばれる人が少ない。いつまでもアメリカの下請け国で居続けるのだろう。
スマホの轍を再び踏むのか。自動運転でもAIでも。 また日本の技術が盗まれて、真似されて、日本企業がヒーヒー言うのが、簡単に想像できてしまう。
これを読んだ人にはぜひ、Disruptorになってもらいたい。これは業界、業種問わず、求められるスキルだと思う。 このような人材を必要とせずに、伝統、規制を守り続ける企業は、数年後には目にしなくなるから、気にしなくていいだろう。
近々、Disurptorの思考法を紹介したいと思っている。