神に選ばれた者
神に選ばれた人で想像できるのは,現代では,お坊さん神父さんが思い浮かぶと思う.
昔だと,村の儀式で生贄に捧げられた人なんかも,神に選ばれたとされていたんじゃないかなと思う.
何を言いたいかというと,自分の利益や損失は考えずに,他の人のために尽くすことができる人が神に選ばれた人なんじゃないかな.
「神に選ばれた者」というのは,ラテン語で「ligere」と表される.
実は,「ligere」は,「エリート」の語源らしい.
「神に選ばれた者」.ちょっとかっこいい.
現在では,エリートとは,優秀な能力や影響を持つ人や集団に使われる言葉であることが多い.
しかし,語源まで遡れば,そういう意味ではない.
現代でよく使われるエリートの意味で考えると,僕は決してエリートではないと思う.
でも.「神に選ばれた者」,つまり,自分の利益や損失は考えずに,他人のために尽くすエリートに僕はなりたい.